書籍「まぐろのすべて」とかCG

PC関連
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何気なしに検索したらtogetterの記事が引っかかった。

自分がパソ通を始めたのが1995年で、すでに画像フォーマットしてMAG形式は広まっていた。他にもPi、PICなどもあって、PC98用の画像ローダも出回っていたので数々のCGを見ることが出来た。

ただ、PC98のCGソフトといえばマルチペイント(MPS)より、Z’s STAFF KID98が自分の中では有名どころだった記憶がある。

そんな中、たまたま三洋堂書店に行ったときに見つけたのが「まぐろのすべて」だった。

この本が発売されてから20年経った今でも、読み返したところで全て理解できない。アセンブラ、C言語、Pascalなどをきちんと勉強してないので当然といえば当然。今でこそJPEGやTIFFなどが世界標準画像フォーマットになってるけど、当時はMAGの他にQD、PIC、Pi、KTYなど先人の方々が作ったフォーマットが存在していた。ベタファイルをどう効率よく圧縮して高速に展開するか、プラットフォームが違う画像フォーマットをどう移植するか、かなり大変な作業だったと思う。

自分が丁度PCを触り始めた頃が全盛期だったけど、95年の段階ではすでに確立されていたのは正直残念だった。91年、92年くらいにベーマガ以外にも雑誌を買って勉強してれば良かったかも。

とは言いつつ、実のところPC-88を買ったときに小学館のPOPCOMという雑誌でCGに興味が出てきてダ・ビンチというソフトを購入してラップスキャンをしていた。

小学館ということでうる星やつらやらめぞん一刻など小学館で連載していた漫画のイラストをサンプルCGとして収録していたので、半分コレクションみたいなものだけど。フラッドヘッドスキャナーが1台10万円くらいした時代なので、高校生にそんなものは買えないからコンビニでスキャンしたいものを拡大コピーしてラップスキャンでひたすら模写していた。ダ・ビンチで培ったラップスキャン技術は後のスーパーダ・ビンチで発揮することになる。当時は同じNECでもPC-88とPC-98の間ではデータのやりとりが出来なかったので、ダ・ビンチで作ったCGは手元にない。非常に残念。なのでスーパーダ・ビンチで作ったやつを載せてみる。

※16色表示

【きまぐれオレンジ☆ロード18巻表紙】
©まつもと泉/集英社

【新世紀GPXサイバーフォーミュラ11 VHS版1巻表紙】
©サンライズ/いのまたむつみ

【リビングゲーム1巻表紙】
©星里もちる/小学館

【サイレントメビウス2巻表紙】
©麻宮騎亜/角川書店/スタジオTRON

【われら画面仲間】
©高橋留美子/小学館

正直昔すぎて1枚仕上げるのに何日かかったのか覚えてない。あと、ラップスキャン中は顔を動かすとズレるから集中力にモノがいる(汗)
この後はCGに興味が無くなって全く描いてない。なので最近のソフトに実装されているレイヤー?なにそれ美味しいの?状態。昔の人なので、直線ツールを使ってカーブを描くことは得意だけど、スキャナーで入力した結果、線が途切れてるのをチマチマ修正とか正直できない。ま、今はタブレットが安いからそういう修正も楽になったとは思うけど。

今は作る側じゃなくて見る側…最近ネットでCGサーフィンしてないな。CG乞食なんて言葉もすでに死語か(笑)

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