「ある魔女が死ぬまで」を読了

アニメ/漫画/ラノベ
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作品自体はアニメで知った

各アニメの放送終了間近になって次の視聴アニメのチェックをしていた。個人的に魔法使いアニメは好きだったので視聴確定。尚、タイトルに「死」が付いてるのも気になっていた。視聴確定する前に必ずすることは声優チェック。そこで榊原良子さんを見つける。2025年1月~3月までのアニメ「全修。」でも参加されていたのでこうも早くあのお声が聞けるとは思わなかった1

原作2巻までの内容のアニメを観終わって「これからどうなっちまうんだ!?」と気になって原作を買おうと思ったけど他のメディアの未消化を何とかしないと手が出せなかった2

放映から1年後

2月に入ってようやく全4巻を購入。アニメで予習しているせいかセリフは全て声優さんの声で再生される(笑)

あらすじ

世界は魔法で満ち満ちている!というのはお約束として、戦災孤児の主人公メグとその師匠であるファウストの二人暮らしからスタートしたと思ったら「お前、1年後死ぬよ」と宣告される。死ぬ運命を避けるためには「命の種」を作り出さないといけない。開始早々、死を宣告される作品は斬新すぎた(笑) 「命の種」を作り出すには人間の嬉し涙を1000粒集めてというもの。しかも1年以内に。時間なさ過ぎワロタ。

まだまだ修行中の身でどれだけ人を助けれるか、にかかってるわけで主人公メグは奮闘する。

【ネタバレあり】感想

登場人物(独断と偏見)

登場人物は個性的であり、完全な悪人がいなかった。エルドラは登場時点で怪しかったけど(^^;

メグ

メグは基本お調子者だけど、やるときはやる!という感じで魔女の宅急便のキキみたいな性格。落ち込んでもポジティブかつチャレンジ精神は高そう(負けん気が強いかもしれないが(笑))

最終話でファウストに救われたことで七賢人に抜擢され、新しい弟子を取っても変わらず人のために魔法を振るうところで物語は終了。放っておけない性格で周りを明るく照らす力を持ってるので多くの人間がから愛されるタイプ。

アニメでは声優の青山吉能さんの元気いっぱいとメグの口の悪さの演技がマッチしていた:-)

ファウスト

過去に犯した罪の贖罪のためにメグを引き取ることになり、調子に乗るメグをしっかりと諫めるけど、愛情を持って接してくれる良い師匠。世界の終末を何とか回避すべく奔走することになり、最後には亡くなったのはショックだった。尤も4巻の表紙を見て薄々感じていたけども。

途中でメグが効率良く嬉し涙をゲットできる方法を思いついたときは戒めたり、変えてはいけない運命の重要3さも教えたり。

初めて榊原良子さんの声を聞いたのはスペースコブラのレディ役だけど、凜とした声は全然変わってなくて威厳が伝わった(笑)

ソフィ

幼少期から魔法の素質があったが為に家族を失った可哀想なキャラ。七賢人でもその能力を遺憾なく発揮しているが、メグが特別扱いしないところや、メグの潜在能力の高さを認めて途中から仲良くなった。若干ツンデレキャラっぽい(笑)

危険を冒すことに躊躇しないメグのブレーキ役として物語後半は板についてきた感じだけども、それもまんざらではない様子。魔法は楽しいというメグ考えに影響を受けたみたいで吹っ切れたこともあって保護者っぽい。

ジャック

アニメ版では敵キャラにしか見えなかった(笑) 特にOPに出てくるのは悪人っぽい(笑) 病気で奥さんを亡くして自身の力不足を痛感、医療魔法に全てをかける熱血漢。原作2巻最後、アニメ版最終話でかなり活躍していて個人的に大好きなキャラ。恐らくメグの力を一番認識していて頼りにしてるので完結後もメグとは良い関係になっていそう。

エルドラ

日笠さんの声も相まってこのキャラも敵キャラだと思った(笑) 物語途中でファウストから「娘」と言っていたので、「ファウストって結婚していたのか?」と思っていたけどそれは勘違いだった。メグと同じく戦災孤児で魔法の素質があったために魔女へ。一般人と結婚して子供をもうけて幸せに暮らしていたところに旦那も子供も失って死を願ったところでファウストから復讐のために生きろと言われてメグの故郷を滅ぼすことに。作中の中で一番救われないキャラだった。最終話では監視はついていながらも七賢人最高魔術師の秘書をやってるようで罪滅ぼし中。

ファウストが命の種を使わせなかったら未来は大きく異なるわけだけど、そうなれば魔術の災害で被災している人間を治療するきっかけも大きく後退4するので、滅ぼされた国の大きな犠牲に成り立つ平和かな…と。

ストーリー

最初のインパクトが強烈すぎたけど、メグ自身が1年後に本当に死ぬのか?という部分に関してあまり危機感を感じてないように表現されているけど、ここをあまり表に出してしまうと読み手の気分が悪くなりそうなので個人的には楽しく読めたストーリーだったかなと:-) 様々な人との関わり、経験を経て人間として大きく成長していく過程を純粋に楽しめた。万能と思われがちな魔法でも出来ること出来ないことに悩み、メグ自身ができることを精一杯やっていく姿は見ていて気持ちが良かった。

協力してくれる魔法使いや市民も目の前のこと問題に対して真摯に取り組んでくれるため、物語というフィクションでも「この問題はかなり厳しいんじゃないか?」と思ってしまうくらいこちらも真剣に考えてしまった(笑) あと悪人がほぼいないということかな。強大な悪を倒す!みたいな物語はお腹いっぱいなので(笑)

そして人間が永遠の命をもつことは本来はできないことを特殊なことを実行して得られた能力。それも特殊なものが無くなれば人は等しく滅ぶ。ファウストの死は必要なことだったのかもしれない。理を曲げて運命に抗ったことをファウストは後悔していたけど、その生き様は他の魔法使いが知ってるし意思も引き継いでる。未来の魔法使いに委ねるというのも一つの選択だと個人的には思う。

まとめ

その後のメグの活躍とか読んでみたなぁ…と思うくらい久々に面白い物語と感じた:-) 一通り読んだけど、暫くしたらもう一度読み直したい。

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脚注

  1. 同時期に「アポカリプスホテル」でも参加されていた
  2. 実のところ、小説・漫画・ゲームと積んでいてどこから手をつけて良いのかわからない
  3. 過去に所業による罪も背負っているからこその話だろうけども
  4. メグが方法を見つけたため

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