ラジ&ピース感想

アニメ/漫画/ラノベ
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前回買った一般小説の感想を:-) ちょっとネタバレがあるけど。

主人公の野枝が非常に人間嫌い、そして仕事以外の付き合いがおっくうであまりしたくないというところに若干共感した。 自分でもそういうところあるし(^^; 野枝の場合はスタジオの分厚いガラスを境に向こうの現実世界と自分が活躍する世界を完全に切り離している。自分にとってはPCに向かってるときがそんな状態。だから野枝は普段の印象と仕事しているときの印象が全く違う。俺はそこまでの違いは無い…と思う。そこまで完全に切り離すことが出来ない。

そんな野枝もラジオというメディアで生成されるリスナーの繋がりで徐々に変わっていく。顔も見たこと無い人から応援されてることに気づいて自分の考えが変わるわけだけど、一般の人はハンドルネームやラジオネームのみで接してくる人に抵抗ないのかな?俺はパソコン通信の時代からやってるからなんも違和感ないけど(笑) この野枝も実世界での接触を極端に嫌ってる割にはラジオリスナーからの手紙とかは平気みたい。あ、どのみちラジオもテレビも喋る方から聞く方に対して一方通行が基本だから野枝にとってはその方が楽で何も考えなくても良かっただけなのか。リスナーからの手紙とかはそれの付加価値みたいなもんで。もっとも、その付加価値が一番大事なんだろうけど野枝が気づかなかったのか気づきたくなったのか…。

鈍感な人もいるわけで、他人がアピールしてることにな〜んも気づかないときもあるんだよね。単純に疲れていて気づかないときもあるんだろーけど。面と向かった言葉でも電子メール・紙媒体の手紙とかでもその内容になんらかのメッセージが込められていることもある。そーいったものを斜め読みせずにどこまで考えられるか…ってところをこの小説で理解できたというか気づかされたというか(笑) あとあれだね。人は一人では生きていけないってところもこの小説で表現してるね。うーん。現実だな(^^;

実のところこの小説、一回読んだだけでは理解できなくてもう一回読んだ(^^; 読解力無いな俺。国語の勉強しときゃ良かった(^^; でも二回読んだおかげで作者が読者に対して伝えたいところとか考えさせるられるところがわかって良かった。ラノベばかりじゃなくて一般小説も読めってことだな(^^;

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