過去のLAN構成図

PC関連
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ブログツールを利用する前のホームページで掲載していたLAN構成図です。作成日は2024年7月です。20年以上前なのでところどころ記憶が飛んでいます(^^;

記事の日付は2000年1月1日としています。

1999年

インターネット環境

インターネットはパソコン通信の延長だったので、利用していた機器はマイクロコア製28800bpsモデムを利用していました。ただ、構成図を見るとモデムの表記がないのでDynaBook SS PORTEGE 3010の仕様を確認したところ56kモデムカードが標準装備だったので、こちらでインターネットをしていたと思います。

プロバイダはInterQでした。

いっちょ前にTCP/IP接続しているので、フリーのProxyサーバソフトをDynaBookににインストールして他のPCからアクセスしていた可能性もあります。

LAN環境

10BASE-Tで構成してます。NICは現バッファロー(旧メルコ)の製品が一番安くてドライバ周りが充実していたので重宝しました。HUBは確かCOREGA(親会社はアライドテレシス)を使っていた気がします。

20年以上ぶりに改めて当時の構成図を確認しましたが、PC-486 PortableはDOS運用していて、TCP/IP接続は出来なかったはずですが…。何か勘違いしていたのかどうか。。

一番最初に組んだLANで使用したプロトコルはIPX/SPXでした。理由はバッファローの製品にNetWareのサブセット版ソフトが同梱されていたからです。NetWare LiteというものがDOS対応なのですが、ファイルマネージャみたいものがあって相手先のストレージへも簡単にアクセスできたので感動しました。このあたりからプログラムを組むからネットワークへ興味がシフトしたと思います:-)

PC環境

サーバ系OS

すでに時効ですが、当時のWindowsはインターネットアクティベーションが無かった時代だったので、ライセンスキーさえあれば普通にコピーして利用できました。Windows NT Serverの環境は所属していた会社でMCP1を受ける必要があったので、実際に触ってみる必要があって会社から貰ってインストールしてました。

尤もPC-9821Ceだったのでスペックはお察しというところです。

クライアントPCと周辺機器

PC関連

PC-9821Ceは1994年に購入したもの、初代PC-9821(Windows 3.0搭載)は親戚から貰ったものです。Ceのほうは21世紀に入っても使っていたので6~7年くらい使用したあとで引退させました。

EPSONのPC-486 Portableはグッドウィル(現在はパソコン工房の子会社)のアウトレットで購入しました。朝起きて草の根BBSにアクセスし、未読記事を一斉ダウンロードしたあとで授業中に処理をするという今思えばふざけた生徒でした(^^; ただ、モノクロ液晶とはいえ486CPUを積んでいてDOSならキビキビ動くのでコンパクト2なPCとして非常に重宝しました。振り返ってみると、後にも先にもPC98系ノートPCはこれ一台だけでした3。9821Ceと同じく7年くらいで引退させました。

EPSON GT-6500WIN

EPSONのスキャナーは知人から売ってもらいました。確か3万円くらいだった気がしますが、定価は10万円くらいだったはずです。フラットヘッドは当時は高価で買えなかったのでPC98のCGツールを使っていたときはラップスキャンで凌いでいたくらいです(^^; 経緯は忘れましたがスキャナーが欲しいところに売ってもらえたので有り難かったです。接続方式は昔ながらSCSI接続になります。

Olympus C-840L

131万画素のデジカメです。2台目のデジカメです。1台目はC-800L(81万画素)で今は亡き、名古屋の矢場町にあったカトー無線4の店員さんから売って貰いました。今でこそPENTAXのカメラを使ってますが、2002年に発売したCAMEDIA X-2(500万画素)も買ってます。

記憶媒体がスマートメディアというもので、ペラッペラのカードでした。割ったことはことはないですが、いつ割れるかヒヤヒヤしたものです(笑)

ホームページビルダーでホームページ作成・運用していたときもこのカメラは重宝していましたが、インスタントカメラの使い方しか知らなかったので、特にカメラ自体に興味があったわけでは無かったです。

2001年

インターネット環境

2000年の構成図を作らなかったのかジャンプしてしまってますが、ISDN回線になってます。私宛に若い女性からセールス電話が多くウンザリしていたので、これを機に自分名義のNTT回線を契約しました。72,000円は高かったですね(^^; その後すぐにフレッツISDN5が始まったのでミライネットに契約し直しました。

NetVehicle-H30

当時、富士通系に派遣されていたときに教えて貰ったダイヤルアップルータに興味を引かれ、59,800円という当時としても高価なものを購入しました。ステートフルインスペクションではなかったので、パケットフィルタリングをIN/OUTどちらも設定しないと通過がままならないというガチガチの製品でした(笑) ただ、FW・NATの基礎や外出先からリモート着信など、この機器に出会ってなかったら今の自分は無かったと思うくらい思い入れのある製品でした。

尚、派遣されていた富士通系会社は128k常時接続があったのですが、10年くらい前にこのことを思い出して調べたところ、OCNエコノミー6を利用していたんじゃないかと推測しています。

LAN環境

このころになると100BASE-TXだったと思います。ただ、NetVehicle-H30のLANポートは10BASE-Tだったので、インターネット接続するときには速度が落ちていました。WAN側がINS64なので気にもしませんでしたが(笑)

PC環境

サーバ系OS

Windows 2000 Serverを利用してました。これもNT同様…時効です(^^;

富士通系に行っていたときの上長が「ディレクトリサービスは現在NetWare 5だけだが、MicrosoftもActive Directory(AD)というものを出す予定できっと普及すると思うから勉強しておいたほうがいい」と言っていて、当時はよくわからないまま自作PCに入れてドメイン運用にしました。環境としては2024年現在もサーバOSの入れ替わりがあれどAD環境を続けています7

個人的には好きじゃない上長でしたがADは爆発的に普及し、NetWareを駆逐してしまったので予想は当たりました。おかげで他の派遣先や今所属してる会社でも役に経ちました。

クライアントPCと周辺機器

PC関連

PC-9821Ceではスペック不足になり、ちょうど流行に乗って自作PCを組みました。OSはWindows 2000を使ってましたが、まだまだソフトウェアがNT系対応に遅れていたので、Windows 98も入れてデュアルブートシステムにしてます。

Windows 2000 ServerにWeb・FTPと書いてあるのでフレッツISDNの恩恵をうけつつIISで構築してますね。IISの前はTiny FTP Daemonというフリーのサーバソフトウェアを使って遊んでました。

PC-486 Portableが消えてますね。恐らく売ってしまったと思います。

2002年

インターネット環境

世の中はフレッツADSL 1.5Mタイプが流行ってました。64kのISDNを超える速度をアナログ回線で実現出来るという事実に驚きました。この頃、Wi-Fi黎明期でしてちょうど派遣でバッファローのコールセンターで仕事していた時でした。ADSLもYahoo! BB 8Mタイプも登場していて多くの一般ユーザがインターネットに触れることが出来た時代です。インターネット黎明期でもあると思います。おかげでサポートセンターとしてはWi-Fiの問い合わせだけでなく、インターネット接続トラブル等で電話・FAX・メールで多くの問い合わせを受けて順次対応してました。良い経験になりましたが、まぁまぁ大変な業務でした(^^;

そんななか、東京・大阪に続いて名古屋も光ファイバーサービスのBフレッツ 10Mがスタートするとニュースが流れました。比較的早く恩恵を受けることが出来たのでISDN接続からADSLをすっ飛ばして光接続になりました。当時、Windows 2000 SP1(120MBほどのファイル)が登場したのでフレッツISDNでダウンロードしたことがあるのですが、6時間以上もかかりました(^^; Bフレッツが開通して最初にテストしたのはこのSP1のダウンロードでした。ISDNで6時間もかかるところを確か2分以内で完了した記憶があります。

NetGenesis Super OPT50

NetVehicle-H30はISDNダイヤルアップルータで光には対応してなかったので、アナログモデムでお世話になったマイクロコア製品に戻りました。これは知人から紹介してもらい「長時間動かしていてもハングアップしないから良い製品だぞ」と言われ導入しました。価格を覚えてないのですが、多分2万だか3万円くらいだったと思います。

ただ、翌年にはBフレッツ ファミリー100が登場してしまいました。OPT50は最大80Mbpsのスループットの仕様でして、ファミリー100だと使えるんですがスペック的に…ということになりました。なので実質1年くらいしか使ってなかったと思います。後継機種はNetGenesis SuperOPT100Eです。なんと2024年の現在も販売し続けているロングセラー製品です。

OPT100EはOPT50に比べるとちょっと不安定なところがありましたが、2015年まで利用してました。2015年というのはBフレッツ ファミリー100からフレッツ光ネクスト スーパーハイスピード隼(1Gタイプ)に切り替えたためです。

LAN環境

OPT50の導入によってようやく100BASE-TXの恩恵を受けることが出来ました。厳密にはその後のOPT100Eなのですが。

PC環境

クライアントPCと周辺機器

PC関連

DynaBookを売って中古ですがシャープのノートPCを入手しました。当時反射を抑えるブラックTFTというものがあって、派遣元の上司が使っていたのを見せて貰って気に入った記憶があります。

CPUはPentium Ⅲ(600Mhz)でした。DynaBook SS 3010はMMX 266Hzだったのでかなりのパワーアップでした。

脚注

  1. マイクロソフトの認定試験
  2. ただし、結構な厚みが(笑)
  3. PC98=国民機では無くなった
  4. 初めて購入したPC-8801MC2やPC-9821Ceもここで買っていて、高校や専門学校の同級生などをたくさん紹介しました。
  5. 2026年1月31日にサービス終了
  6. 38,000円/月で常時接続は当時格安だったとのことです
  7. 今はWindows Server 2019
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