おおかみこどもを観た。

アニメ/漫画/ラノベ
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ロードショー開始の次の日に観に行った。

イカ、もとい以下ネタバレ

いろんなサイトで早速の感想が出ていて、「良かった」と「ん?」という二分化が。俺は後者に近い感じだった。せつない感じではあったけど、なんていうか後日談が欲しいところだった。

こんなこと書くと作品自体を根底から否定することになるけど、あえて書く。相手が狼男だと知っていながら恋に落ちるのは素晴らしいものだと思うけど、あとのことを考えずにあっさり子供が出来て育てる…っていうのが最近の風潮のように見えて仕方なかった。無責任というか。児童相談所からの要請も断ってしまうのは正直不思議だった。

なんか「愛があれば何でもできる」っていう理想でしか、狼男も花も動いてないように見えて仕方なかった。

結局都内では育てれないから田舎に引っ越すとして、その後に学校に行かせるとか。だったら都内の学校でも良いんじゃなかろーかと。これが子供達の正体がバレて否応なく引っ越すっていうのならわかるんだけど。
もしくは狼男から「自分も含めて最初の子育ては田舎の方が良い」とかの話があったりとか。でないと辻褄が合わない。

最終的に姉弟が人間を目指すのとオオカミを目指すのとで分かれてしまうが、家族がバラバラになって雪は中学校にあがるけど、「その後は?」ってところで終わり。んー、雨が独り立ちしても家族の絆は無くならないっていう意味なのかテーマなのか?その辺がいまいちわかんない。

生き方に関して姉弟が対立はしたものの、雨が出て行った部分に関して花と雪の間で何らかの描写が必要のような気がするけど、その辺が省かれていて「その辺は想像して」っていうことなのか、すごくあっさりしていて姉弟じゃなくて赤の他人か?っていう印象を受けた。

狼男が出てくる時点でファンタジーなのかも知れないけど、現実的に押さえるところは押さえて欲しかったなぁ…というのが正直な感想。音楽とかは非常に良かったけどね。

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