スケバン刑事IIを観終わったので…
次はヤヌスの鏡を観ることにした。中古で買ったまま封も開けてなかったし。
全18話を視聴開始
キャスト
杉浦幸さん
小沢裕美
可愛い(笑) 気の弱そうな儚げな感じが良い。ユミと比べると登場回数は少ない(^^; そして笑った表情と怒ったシーンがほんの少しで、結構静かな役柄っだった。
大沼ユミ
本放送時は別人が役を演じてると思ってた(笑) 実際は杉浦幸さん本人でメイクと服装だけでこんなに印象が変わるもんなんだな…と驚愕した。
声が違う人だったから…というのもあったけど、別の人が吹き替えをしてるとはね。
役的には良心なんて微塵も持ち合わせていない感じで、むしろ清々しかった(笑) 尤も、堤先生はてんやわんやだったが(笑)
気弱な感じの堤先生が実はユミより強いことを示したときのユミの反応が面白かった。
声は吹き替えだったけど一番活躍したのはユミだったかな。むしろユミがこの作品の主人公だと思う。
初井言榮さん
放送時は56歳だったみたいだけどお婆さん役がピッタリだった。ウィキペディアが登場したときに「天空の城ラピュタ」でドーラ役を演じてることを知った。
1990年に61歳でお亡くなりに…。存命であれば2025年現在で96歳。さすがに厳しいかもしれないけど、もっと長生きして活躍して欲しかった…。
実のところ本放送時は全部観てなくて、最終回の壮絶な死の演技だけが頭に残っていたので、この演技が無ければこの作品に興味は出なかったし、DVDは買ってなかった。
山下真司さん
裕美(主人公)とユミに対して奔走する姿はカッコよかった。特典映像では砕けた感じのしゃべりで面白い方だな、と思った(笑)
役的に実は凄い強い人。劇中で東涼子も言っていたけど、リンチに遭っても急所だけは守ってたというのが、放送時は「タフな人だな」と思っていたけど今になってみれば「なるほどね。けど人間辞めてるくらい打たれ強くないか?」と思った(笑)
風見しんごさん
河本達郎役。たっちん(笑) 特典映像でも当時はファンから「たっちん」と呼ばれていたとのこと(笑)
劇中でブレイクダンスするシーンを見たときは「急にどうした!?」と画面に突っ込んでしまった(笑) けどメッチャ上手(笑)
これの影響なのか放送後にYouTubeで「餓狼伝説スペシャル」のダック・キングを観てしまった(笑) ※超必殺技「ブレイクスパイラル」
憧れの大沼ユミが自分の姉(異母姉弟)と知ったときのシーンは観ていて辛かったなぁ。
大沢逸美さん
東涼子(野獣会会長)役。すげー服装で登場するもんだから印象的だったけど、ずっと観ていたら慣れてきた(笑) マフラーつけてバイクに乗ってるから仮面ライダーみたいだった。
ユミに執着しすぎじゃないの?と思うところが多々あったけど、それ以外は全部カッコイイ。
最終話直前で鑑別所から脱走して元部下と屋台のラーメン食ってるのは正直どうかと思った(笑) 普通バレない?(笑)
喧嘩はそこまで強くなさそうかな…という感じだから、会長になれたのはそのカリスマ性かもしれない1
中村晃子さん
バー「トランク」のママ。ほとんどの回で登場するからほぼメインキャストみたいな感じ。
重要な言葉を投げかけたり、結構面倒見が良い役柄で元野獣会会長とは思えない優しさ。たっちんを心から心配してるシーンは感動した。
感想
全体を通して
スケバン刑事IIと比べると話がうまく纏まっていたり、カメラワークスとかも良かったと思う。特典映像で風見しんごさんも「このドラマはファンタジーである(笑)」と仰っていたけど大いに同意した(笑)
なんで裕美からユミへ変身するときに髪型や服装まで替わるんだ?という疑問は本放送時から気になっていたから(笑) しかも物語終盤だとロングヘアーからショートヘアーに変わってるし(笑)
原作は読んでないけど二重人格をテーマにしたこの物語は色々と考えさせるものがあると思う。人間の精神はそこまで強くない…とか。
本放送から40年
一部の方がすでに鬼籍に入られている。亡くなられてるのは残念だけど、昭和の役者さんの演技力は今観ても凄いなと感じた。
まとめ
買って満足じゃ無くてもっと早く観ておけば良かった。全18話だし、また観直したい。
杉浦幸さんや風見しんごさんも元気に活躍してるようなのでこれからも頑張って欲しいし、インターネットのおかげで芸能人の近況がわかるのは良い時代になったな…と思った。
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