パソコンの遍歴

PC関連
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明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

はてなブログで記事を見たので俺も便乗。
記事を書き始めたのはすぐだったけど、思い出すのに時間がかかりすぎてしまって新年を迎えてしまった(笑)

所々、当時のカタログが入ります。

あと、記事が珍しく長い。

1989年

中学3年の段階で成績が危なくて高校に入れるか微妙だった頃、通っていた塾の先生が家庭教師を紹介してやる、と言ってきて親と相談をして来て貰うことになった。紹介して貰った方は名古屋大学工学部のI沼さん。勉強を教えて貰いつつ休憩時間に会話をしていたら、うる星やつらを初めとする漫画やアニメ、コンピュータに詳しいことがわかり、漫画の貸し借りもしてもらった。

当時I沼さんはPC-9801 RXが欲しいと言っていて、カタログを見せて貰ったら40万円と書かれていて中学生の金銭感覚では高価すぎて驚愕したことを今でも覚えてる。

※30年近く前のカタログなので汚れてるのはご愛敬:-)

さすがに同じ機種は買えないのでPC-8801 FEにするか、と思っていたけど、当時NECは毎年12月に新機種を発表していて、PC-8801 MCが登場した。12月は毎年恒例のNECパソコンフェアが吹上ホールで開催されていて、実物を拝むことに。

PC-8801 MCにはCD-ROMドライブ1が搭載されていて、会場のデモ機ではなぜか斉藤由貴の「悲しみよこんにちは」が流れていた(笑) 当時イメージガールが斉藤由貴だったからだと思う。もっともPC-8801FE2、MA2、VA2/VA3まで。FE2ではMCのようにクマになっていた。

無事高校入学も決まり、パソコンも買って貰い、ベーマガを見ながらBASICの勉強やらダ・ビンチというCGツールで絵を描いていた。
あと、日本ファルコムのドラゴンスレイヤー英雄伝説をプレイしつつ、サントラCDと連動出来たから、BGMをあえてアレンジ版に変更して遊んでいた。イースは知っていたけど、日本ファルコムのゲームをきちんとプレイしたのはここからスタートしていて、後のガガーブシリーズ、軌跡シリーズの英雄伝説ものは全てプレイしている。

残念なことにこの時点でPC88は終焉を迎えていて、ダイナソアやぽっぷるメイルを発売したあとはPC98ゲームに移行されていた。なのでブランディッシュはプレイ出来てない。

1993年

高校の同級生にもパソコンを持ってる人がいて、PC-9801 DAに20MBのHDDを接続していて凄く羨ましかった。あと、パソコン部の後輩からMS-DOSやVz Editorを教えて貰った。

1994年

専門学校に入学するにあたってパソコンの買い換えをした。機種はPC-9821Ceを買った。PC88を購入した時点でPC98は16Bitのi80286が主流で1年後には32bitのi80386が普及しつつあったけど、あっさりi80486まで登場した。この頃からCPUの競争が激しくなったと記憶している。
初代PC-9821はWindows 3.0がプリインストールされているのに対して、CeはWindows 3.1になっていた。Macは使ったことが無かった自分にとってマウス操作でアイコンをダブルクリックする感覚は初めてで感動したけど、慣れないせいでDOSがメインだった。

1995年~1997年

高校の同級生の友達を紹介して貰って、ファイラーソフトのFD、FILMTN、HFを教えて貰い、あと数ヶ月でWindows95が登場、インターネットが簡単に!というのを目前にしてパソコン通信を始める。モデムはマイクロ総合研究所(現マイクロリサーチ)のMC14400FXeやMC288XEだった3。PC-VAN、NIFTY-SERVEなどの有料BBSは金が無くてアクセス出来なかったので、草の根BBSをいくつか登録してオフ会などにも参加していた。

特にチャットはドハマりし、テレホーダイ1800や3600の登場により、寝不足になりながらも遊んでいた。ちょうどこの頃にグッドウィルアウトレットにEPSON PC-486PORTABLEが11万円くらいで売っていたので購入。専門学校の同級生が授業のノートをノートパソコン4で記録していたこともあり、学校に持ち出していた。この486PORTABLEはペンが付いていて手書きが出来た。今でこそタブレットで絵を描く人もいるが、当時は結構先進的だった。俺は使うことが無かったし、そもそもモノクロ液晶だったのでDOS画面を好んでいたからもっぱらパソ通専用と化していた。大きさが弁当箱程度なので周りの一般人からは「なんだ、あの機械?」と思われていたに違いない。

Windows95発売日には専門学校の同級生と集まって大須まで出向き、お祭りに参加してパッケージを買ってインストール。メモリが足らなくて重い(笑) 後に大須のグッドウィルで増設用メモリ(4MB)を買った。5

試しに128MBのMOに対してWindows95をインストールして起動したら、起動するだけで30分以上も時間がかかったのは良い思い出だ(笑) 回転数が遅いから当然っちゃー当然だけど。

HDDもだいぶ安くなったので、外付け1TBや2.5インチHDDを買って9821Ceに搭載するなどちょこちょことパワーアップをしていた。

…が、CPUはすでにi80486系から5番目を意味するPentiumにシフトしていたのである。

1998年~2000年

インターネットを始めることになり、InterQに契約する。新しいノートPCが欲しくなりDynaBook SS 3010を購入。Windows98搭載モデルである。98SEじゃないので、まだWindows Updateなんて名前は登場していない。マイクロソフト社のダウンロードページからパッチを落とす時代だったのである。

STN液晶からTFT液晶が主流になり始めたのは確かこの頃だったと思う。

自分でホームページを作成…いやHTML言語がわからん!ってことでIBMホームページビルダーを購入して作成していた。そもそもBASICやC言語、COBOLとかやっていたんだから、言語を覚えれば良かったのに、この頃から勉強しなくなっていった。正直なところ公開している。

そのホームページが一部残っていたので当時の記事を見たら、OSがWin98→WinNT4.0→Win2000→WinXp→Win2000となっていた。WinXpはメモリをかなり消費したのと、ユーザインターフェースのLunaが気に入らなかったと思われる。

遅まきながら自作PCを始めた年でもあって、インテル社から発表されたCPUの外見に衝撃を覚えたカセット型CPU「Pentium II」300Mhzを導入して組み立てた。周りも自作している人が多かったので、余り物の部品とかを貰ったりあまりお金はかけてなかった。

2001年~2004年

液晶メーカとして名高いシャープは当時「メビウス」というシリーズのノートパソコンを出していて、低反射のブラックTFTというものを搭載していた。
丁度その時に在籍していた会社の上司がメビウスを持っていて羨ましかったので中古でメビウス PC-PJ120Hというものを購入した。

CPUが「Pentium !!!」の600Mhzになって、自作PCのスペックをあっさりオーバーするという(笑)  これを機にDynaBook SS 3010は売った。

2005年~2008年

知り合いがLet’s note CF-W2を持っていてバッテリーの保ちが良いことと、光学ドライブが内蔵されているにもかかわらずB5ノート型だったこともあり、パナソニック直販サイトでメモリとかパワーアップさせて30万円で購入した。今更だけど、そんなお金どこにあったのかと。6

WinXpも登場したのが2001年でそれから暫く経って安定してきたことと、職場のPCもXpだったので自分的に操作が慣れたのでXpのままで利用していた。
一度だけメモリエラーが発生して無償対応してもらったけど、それ以外は何もトラブルもなく愛用していた。

2009年~2013年

派遣元とのトラブルで強制解雇されたことを理由にカッとなってLet’s note CF-S8を購入。ただし、このときはパナソニック直販サイトを利用せず量販店で購入したけど、それでも22万円くらいは支払ったと思う。
登場したのがWindows7と同時期だったので、長らく7を利用させて貰った。ちなみに職場のPCはWindows Vistaに切り替わっていて、トラブル続出だったので少し心配していたけど、当時のマイクロソフトOSは良いOS→良くないOS→良いOSという感じでリリースしていたので、経験上大丈夫かなとは思ってはいた。

Vistaに切り替えた職場ではMacBookとかが置いてあって、使い勝手が良かったから欲しいなぁと思いつつ、「これ以上パソコンがあっても仕方ないか」と考えて保留していたが、転職した先の遠方出張先でMacBook Proを買うことになるとは思わなかった。7

買ったのはEarly 2011モデルの13インチMacBook Pro。メモリはメーカ非公式で16GBまで増設。これは今でも利用してる。

2014年~2017年6月

マイクロソフト自身がSurfaceやSurface Proなどをすでにリリースしていて、新型のSurface Pro 3の発表が出た瞬間に予約した。
ただ、初めて買うSurface Proを最大スペックで購入するのに躊躇ったために、真ん中のスペックを購入。それでもi5、メモリ8GB、SSD256GBだったけど。

Surface Pro 3と同時に発表されたキーボードカバーは、打鍵感覚は問題無かったけど、キー同士がくっついてるのでキータッチミスが目立ってどうしようかと思っていたらところに、Surface Pro 4が発表され、同時発売のキーボードカバーが今風のキーボードになっていたので購入。SurfaceドックもPro 3で利用できるものを買いつつ、Pro 4発表時のドックを買い直すという始末で、真ん中のスペックを買った割には周辺機器でトントンかオーバーしているという(笑) だいぶマイクロソフトに御布施したと思う(笑)

2017年7月

Adobe Photoshop Lightroomを8GBメモリで動作させることが厳しくなって、Surface Pro 5…にならずNew Surface Proを購入。将来的な希望が叶うことを願ってSurface Dialまで購入。と、最大スペックはやめて一歩前へ。i7、メモリ16GB、SSD512MB。さすがにSSD1TBは必要無いと思った。…が、支払った金額が28万円。CF-W2とほとんど変わらない金を支払ったことになる(笑)

Pro 3は職場の人に売った。2台もあっても使わないので。

まとめ

27年間を振り返るとやっぱ長いなぁ(笑)

メーカPCだけで9台購入してるのか。多いのか少ないのかわからんな。
割れば3年に一回は買い換えしてる計算になるけども。

こうやって記事にしてみると、結構忘れてることが多くて思い出すのに苦労した。きっと抜け落ちてることもあるだろうけど。

脚注

  1. NECなのでPC-EngineのCD-ROM2と同じ外観だったけど、二乗のマークが消えていた(笑)
  2. FEのカタログが無くなっていたorz
  3. 詳しいことはすでに忘れてしまったけど、当初モデムが持つ最大速度で相手側モデムに接続が出来なく、3ヶ月間くらい2400bpsで接続していた。その後、とあるBBSのSYSOPさん宅で色々と教えて貰い、ATコマンドでDTE速度を19200bpsとか33600bpsにするとかで解消できた。具体的な原因とかあった気がするけど忘れた。
  4. 記憶にある同級生は二人で、一人はPC-9821Neにβ版Windows95を走らせていたので今でも印象に残っている。もう一人は確かPC9821Npだった気がするが、いずれにしても当時TFT液晶は超高価だったので、両機とも50万円は平気で越えた
  5. 9821Ce model S2だったから工場出荷時は5.6MBのメモリ。メモリ追加で9.6MBもあればWin95はほぼストレスなく動作できた。最終的には14.6MBまで拡張したけど。それより4MBが当時税抜き39,000円とカタログに書いてあることに驚いた(笑)
  6. その10年後にも同じことしていたけど、それは後述で
  7. 購入したのは梅田ヨドバシで、同じチームの人が迷ってる自分に対して勝手に店員を呼んできて営業をかけられ、説得されてしまった(笑)
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